
借金のある生活は誰もが苦しいです。法律事務所に相談をすると、それによって取り立ては無くなります。債務整理の期間は、方法や行う場所によって異なりますので、期間の相談も事前にしておくと良いでしょう。
借金が多くなって、法律事務所に依頼をして債務整理を行うことがあります。最も簡易な方法として知られるのが任意整理と呼ばれる方法です。この方法は裁判所などを経由することはありません。依頼者が法律事務所に相談をし、後は法律事務所がスケジュールを立ててくれます。そして法律事務所が債権者との話し合いをします。最終的に話し合いが終わるまでの期間は数箇月から半年ぐらいとされています。まずは、債権者を確定し、返済額の計算のし直しを行います。それを元に債権者と話をし、どれくらいまでなら免責してもらえるか交渉をします。
借金が多くなって1円も返済することができない場合、債務整理では自己破産を選択できる場合があります。自己破産は、現在ある借金を法的に全くなくしてしまう方法です。借主と貸主の間に法律が入り、決定されれば借主と貸主の間の債権債務は無くなります。一切の借金が無くなります。すべて完了するまでにどれくらい期間がかかるかですが、これは裁判所の都合にもよります。必ず裁判所で一定の手続きが必要で、スムーズにいけば数箇月で決定します。それ以降は借金は無くなります。クレジットカードが作れないなど一定の制限はあります。
家族がいる人が借金を増やしてしまうことがあります。住宅を保有して、住宅ローンの支払いをしながらです。この時に債務整理をする場合、住宅は残したいなら個人再生を選択することになります。自己破産ではないので、自宅を売却して手放す必要はありません。では期間がどれくらいかかるかですが、標準的には半年ぐらいで、1年ぐらいかかることもあります。個人再生を行うときは、個人再生委員が選任されます。そのあとに債権者などに債権認否などを提出され、再生計画などを立てていきます。地域によって期間に違いが出る場合があります。
借金を減らしたり無くしたりする債務整理では、方法によってかかる時間が異なります。ただ、早いから選ぶのがいい、遅いから良くないわけではありません。自分に合った方法を選択し、それに合わせる必要があります。